2018年06月25日

畑岡奈紗、悲願の米女子ツアー初V 日本人選手最年少優勝!

ゴルフ情報ALBA.Net 6/25(月) 7:27配信

<ウォルマートNWアーカンソー選手権 最終日◇24日◇ピナクルCC(6,331ヤード・パー71)>

米国女子ツアー「ウォルマートNWアーカンソー選手権」最終日。2日目に首位タイに立った19歳の畑岡奈紗が、最終日も危なげない戦いで悲願の初優勝を飾った。

畑岡は前半の9ホールを4バーディ・ノーボギー。サンデーバック9に入っても12番パー4、15番パー3、17番パー3、18番パー5でバーディを奪い、2位に6打差をつける通算21アンダーの完勝だった。トーナメントレコード(18アンダー)を更新するとともに、日本人選手の最年少優勝。

2位は通算15アンダーのオースティン・アーンスト(米国)。野村敏京は通算6アンダー (47位T)でホールアウトしている。


19歳の畑岡奈紗が米女子ツアー初優勝! 日本勢最年少V達成
my caddie 6/25(月) 7:28配信

 米女子ツアーのウォルマートNWアーカンソー選手権(現地時間24日/アーカンソー州 ピナクルCC)最終ラウンドが終了。畑岡奈紗がツアー初優勝を飾った。

【最終順位】ウォルマートNWアーカンソー選手権

 首位タイからスタートした畑岡は、8バーディ、ノーボギーの8アンダー63で回り、通算21アンダーで後続に6打差をつけ圧勝。2012年に宮里藍が制した今大会で畑岡が嬉しいツアー初勝利を手にした。

 樋口久子、岡本綾子、小林浩美、宮里藍らに次ぐ日本人史上14人目の快挙達成となり、19歳での優勝は日本勢最年少となる。

 通算15アンダー単独2位にオースティン・アーンスト(米)、通算13アンダー3位タイにレクシー・トンプソン(米)らが続く。

 野村敏京は通算6アンダー47位タイで大会を終えている。


2年以内に優勝を公言、“有言実行”でつかんだ米ツアー勝利 畑岡奈紗は「去年苦しんだぶん、この結果はうれしい」

ゴルフ情報ALBA.Net 6/25(月) 7:52配信

<ウォルマートNWアーカンソー選手権 最終日◇24日◇ピナクルCC(6,331ヤード・パー71)>

米国女子ツアーの「ウォルマートNWアーカンソー選手権」で、畑岡奈紗がぶっちぎりの逃げ切り優勝を果たした。2日目を終えて首位タイに立った畑岡は、この日もスコアを大きく伸ばし、終わってみれば2位に6打差をつける完勝だった。

初日「64」、2日目は「65」とバーディ合戦に食らいつき、2日間で重ねたバーディは14。最終日は8バーディの「63」をマーク。後続を寄せ付けなかった。4月からはプレーオフ敗退の2位を含め、4戦連続でトップテンに入った畑岡。全米女子オープンでも10位タイに入り、確実に経験と自信を重ねてきた。

それが生きたのが、この日のラウンドだった。「朝は緊張していたけれど、プレーに入ってから自分のプレーを貫けた。去年苦しんだぶん、この結果はうれしいです」と、昨年国内ツアーで2連勝を果たしたころの強さを米ツアーでも発揮。レクシー・トンプソン(米国)やアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)ら強豪に競り勝つどころか、さらに引き離した。

「実力者と回り、その中で自分のプレーを貫けたのは大きな自信になります。来週はメジャーがあるので、また気を引きしめて臨みたいです」と、すでに気持ちは次戦に向く。思えばプロ転向を発表した2016年の10月には、「2年以内に米ツアー優勝、5年以内にメジャー優勝したい」と語っていた畑岡。着実に目標を達成し、次なる悲願、メジャー獲りに挑む。


「バトンを引き継ぐ」畑岡奈紗が藍さん最後の優勝大会で悲願

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO) 6/25(月) 10:16配信

◇米国女子◇ウォルマート NW アーカンソー選手権 by P&G 最終日(24日)◇ピナクルCC(アーカンソー州)◇6331yd(パー71)

首位タイから出た畑岡奈紗が8バーディ、ボギーなしの「63」でプレーし、通算21アンダーで初優勝した。最終組で一緒に回ったミンジー・リー(オーストラリア)やレキシー・トンプソンに競り勝った。昨年に現役を引退した宮里藍さんが2012年にキャリア最後の優勝を果たした大会で悲願を達成した。

ウィニングパットを沈めると右手で小さくガッツポーズ。参戦2年目、出場33試合目での初優勝。「実感はまだまだですけど、参戦2年目までに優勝したいという目標を達成できた」とほおをほころばせた。

幼少期から、米ツアーで活躍した宮里さんに憧れ、夢を膨らませて18歳で海を渡った。母国でプロキャリアをほとんど歩まずに挑戦した米国は苦難の連続。言葉の壁、文化の違い、生活環境にも適応できなかった。「考えすぎていたと思う。コースも初めてで分からないことだらけだったし。なかなか集中しきれなかった」。一時、自らのゴルフを失いかけた。

米ツアーの会場で、宮里さんに相談に乗ってもらうことが何度かあった。宮里さんは昨年、この大会に出場しており、開幕前の練習ラウンドをともにした。宮里さんを含め「皆さんが『誰にでもミスはある』と言っていた」。先輩たちからの助言は、孤独感にさいなまれた19歳の心をわずかでも軽くした。

徐々に自らの持ち味を発揮し始めた参戦2年目の今季。宮里さん以来、6年ぶりの大会日本人優勝者になった。宮里さんでも達成できなかった10代での優勝。「わたしはずっと藍さんを目標にやってきた。バトンを引き継いでいきたい」と胸を張る。あどけなさの残る19歳は「まだまだ、藍さんにはほど遠いですけど」と微笑んだ。


転戦支える母の存在 娘・畑岡奈紗との二人三脚
ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO) 6/25(月) 17:42配信

◇米国女子◇ウォルマート NW アーカンソー選手権 by P&G 最終日(24日)◇ピナクルCC(アーカンソー州)◇6331yd(パー71)

畑岡奈紗の米ツアー初優勝をロープ外から見守った母・博美さん(48)は「本当に優勝したのかなって。信じられないですね」と感慨深げに話した。

試合後、畑岡と18番グリーンで抱き合うと「お疲れさま」と優しくねぎらった。最終的に後続に6打差をつける快進撃にも「本当にドキドキでした。今年はちょっと良い成績を残せていたけど、そんなに甘くないなって思っていたから。まさかこんなに早く優勝できるなんて」と安堵の表情を浮かべた。

参戦1年目の昨季は帯同せず、単身米国に乗り込んだ畑岡を日本から見守った。当時18歳の畑岡は6月から7月にかけ7戦連続で予選落ち。不慣れな転戦やはけ口のないホテル生活に苦悩した。家族に「もう日本に帰りたい…」と漏らし、号泣しながら電話をかけてきたこともあった。

いろんなことを考えていた。人が行くってことはその分経費がかかったりする。ただ(畑岡は両親らと)話したいのに話せないことが続いた。そこじゃないなって思った」と博美さん。仕事を辞め、4月から畑岡に同行して食事面でもサポートしてきた。

異国での生活は不便なことも多く、今季はキッチン付きのゲストハウスを借りるが、「当たり外れがあるんです」と苦笑い。最近は、娘のために海外での運転にもチャレンジしている。

ツアーは小さな町でも開催される。日本食のスーパーマーケットが少ない地域があり、「食のレパートリーは少なくて、単純なものばっかりになっちゃうんだけど。いろいろ変えながらね」と工夫を凝らす。前日は畑岡の大好物のカレーライスとから揚げが食卓に並んだ。首位タイで迎えた最終日の朝は「変に意識をさせたくない。本人が一番優勝したいに決まっているから」と普段通りに送り出した。

悲願を達成した畑岡は「わたしの好きな美味しいものを作ってくれる。今年はお母さんが来てくれていることが一番大きいです。家族のサポートがなかったら、ここまで来られなかったと思う」と感謝を伝えた。(アーカンソー州ロジャース/林洋平)


米ツアー初V畑岡奈紗 不振の1年前と何が変わったのか?
日刊ゲンダイDIGITAL 6/27(水) 9:26配信

コラム【ゴルファー羽川豊の「プロの目」】

 米ツアー2年目の畑岡奈紗がウォルマートNWアーカンソー選手権で初優勝を遂げました。

 19歳での優勝は日本人選手最年少であり、3日間でボギーは初日の1つだけ。最終日は攻撃の手を緩めずに8バーディーを奪う勢いがあり、優勝スコア21アンダーはコースレコードを3打も更新する快挙でした。

 もともと日本女子オープンを連覇するだけの力があり、海外の選手と張り合っても負けず、ドライバー飛距離が出て精神面も強い。米ツアーでも互角に戦えるだけの素質を備えていました。

 本格参戦1年目の昨季は言葉だけでなく、芝や転戦などさまざまな面で不慣れなこともあってシード権に届きませんでした。

 再度QTを受けてトップ通過して出場権を得た今季はオフトレ効果もあり体が一回り大きくなっていました。

 米ツアーでは最終日にパーセーブで安全にいくゴルフでは勝てません。

 畑岡は前半に2位と5打差をつけてターンしていますが、それでも追い上げは激しく安全圏といえません。65前後のスコアを出さなければ逃げ切るのも難しいのです。

 後半10番パー4で残り約100ヤードの2打目を引っ掛けてバンカーにつかまりますが、それもプレシャーがあったはずです。また13番でもティーショットが右カート道にはねてクリークにつかまるトラブルに見舞われますが、ピンチをことごとくパーセーブで切り抜けています。チャンスをモノにして、ボギーを叩かない――。それが勝つための条件です。

 今回の勝ち方も畑岡には収穫になったでしょう。首位発進から逃げ切りで勝つには、自分からミスしない、ボギーを叩かない、バーディーを奪っていかなければいけないという難しさがある。追い上げてくる選手を見ながら、スコアを崩せない。そんな勝ち方ができたのも今後に生きてくるでしょう。

 ただ気になったことがあります。ユーティリティーやアイアンはトップからターゲットに向けて真っすぐに下りているのですが、ドライバーだけほんのちょっとインサイドから下りて、つかまり過ぎて左に曲げたりプッシュアウトしていました。その精度を上げていけば安定感が増して、もっと優勝争いに絡んでくるはずです。

 米女子ツアーは最終日にティーマークを前に出して距離を短くし、好スコアを出させて試合を面白くさせる傾向があります。ドライバー飛距離が出なくても、ショートゲームとパットさえよければ勝つチャンスは十分にあります。

 ただメジャーは違います。距離が長くなり、ラフは深くなる。ロングドライブの精度を上げていかないと簡単には勝てません。

 畑岡が優勝を決めた18番グリーンにはアリヤ・ジュタヌガーンがウオーターシャワーに参加するなどすっかり米ツアーに溶け込んでいるのがわかります。

 今週はメジャーの全米女子プロ(28日開幕)です。畑岡には勢いがあり、最終日同組だった飛ばし屋のレキシー・トンプソンにも負けなかった自信がついたはずです。2勝目はそんなに遠くないはずです。

(羽川豊/プロゴルファー)
posted by beetle at 07:52| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする