2017年04月16日

初V平野美宇、3連敗の中国監督は衝撃「間違いなく研究しなければならない」

THE ANSWER 4/16(日) 0:04配信

日本の17歳が世界1、2、5位の中国勢撃破、敵将絶賛「彼女の技術は我々と比べて格段に上」


 卓球のアジア選手権(中国・無錫)は15日、女子シングルス決勝で平野美宇(エリートアカデミー)が世界ランク5位の陳夢(中国)を11-9、11-8、11-7のストレートで下し、初優勝を決めた。準々決勝から世界ランク1、2、5位の中国人選手から連続で金星を挙げ、5連覇中だった中国勢を破った偉業を、国際卓球連盟(ITTF)の公式サイトも速報。「中国人選手の独占状態を終わらせた」と称賛している。

 日本勢では96年の小山ちれ以来となる歴史的アジア制覇を受け、ITTF公式サイトは「20年間で初となる日本人でのアジア選手権制覇、ミウ・ヒラノに敬礼」との見出しで速報した。

「ミウ・ヒラノが中国人選手の独占状態を終わらせ、ここ20年間で日本人としては初の女子シングルスチャンピオンに輝いた。彼女は疑いの余地なく、最年少かつ、ここ20年間で初の日本人チャンピオン」と記述。中国勢以外が同種目を制すのは平野が3人目であることを紹介し、最大級の賛辞を送った。

「彼女が現れると、その場を支配し、様々な記録や中国勢による独占状態を打ち破り、卓球界を驚かせた。ミウ・ヒラノ、この若きレディに最敬礼だ」.

平野の“速攻”を絶賛「ハリケーン・ヒラノは速すぎる存在だった」

 試合は平野が3-0でストレート勝ち。世界ランク11位の平野は、格上の中国人選手を圧倒した。

 記事は「今日のハリケーン・ヒラノは陳夢にとっては速すぎる存在だった。彼女の動きなどは陳夢を驚かせた。ヒラノのサーブは様々なスピンがかり、陳夢にとっては最大の障壁となった」と分析し、「完全にワンサイドゲームだった。彼女がこの名門タイトルを獲得すると、まるで幼い男の子のようにジャンプし、喜びを表した」とあどけなさの残る17歳の様子を記述。さらに、本人の歓喜のコメントを紹介している。

「すごく嬉しいですし、驚いています。中国選手に勝てるとは思っていなかったです。ましてや、3連勝するなんて」

 また、準々決勝に勝った後に金メダル獲得を宣言したことに触れ、「恐れなしの平野は、アジア選手権制覇という夢に対して堂々と公言していた。中国人とは違った一面だ、彼女たちは決して金メダルへの欲望を口外することはない」と評している。

 今大会は準々決勝ではリオデジャネイロ五輪金メダルで世界ランク1位の丁寧、準決勝では前回大会覇者で同2位の朱雨玲に続き、5位の陳夢と格上相手に3連勝。しかも、大アウェーの敵地で戴冠を果たし、王者・中国の脱帽するしかなかった。

3連敗の敵将脱帽「彼女のテクニックは我々と比べて格段に上だった」

 記事では、同国が誇る最強選手たちで3連敗を喫した中国女子代表の孔令輝ヘッドコーチは「ヒラノは終始、陳夢を圧倒していた。彼女のテクニックは、我々と比べて格段に上だった」とショックを受けた様子で認めたという。

「陳夢はヒラノのサーブに苦労していた。ヒラノの強みに関して、我々は間違いなく研究しなければならない。我々のトップ選手たちをここまで連続で破ったということが、彼女の能力の高さを物語っている」

 敵将にこう評価されていることからも、平野が卓球大国に非凡な才能を認めさせたことが表れている。

 昨年のリオデジャネイロ五輪にはメンバー漏れの屈辱を味わいながら、今年1月には史上最年少で全日本女王に輝いた日本が誇る天才少女。前日14日に17歳の誕生日を迎えたばかりの平野美宇には、世界一へ、そして自国で迎える20年東京五輪へ、無限の可能性が詰まっている。.
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer
posted by beetle at 09:04| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする